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医療ガスの
基礎知識

Basic knowledge of medical gases

医療ガスとは

医療ガスは「薬機法」で医薬品として規定された種類のガスと、医薬品として規定されていない種類のガスの2種類に大別されます。かつ、「高圧ガス保安法」に従い製造・販売・移動・消費されなくてはなりません。医療ガスは「薬機法」「高圧ガス保安法」の二つの法律によって規定されています。

医療ガスの種類

ガス名称 用 途
日本薬局方 酸素 ・呼吸器系疾患に対する吸入、蘇生
・吸入療法(人工呼吸器等)、高圧酸素療法
・合成空気(人工空気)
・笑気ガスへの混合
・低出生体重児の保育治療
液化酸素 気化し、日本薬局方酸素として使用します。
日本薬局方 窒素 不活性ガスとして利用され、日本薬局方 酸素と混合し合成空気として使用します。
液化窒素 気化し、日本薬局方窒素として使用します。
液体窒素の状態でも、その冷却効果を利用して低温寒冷療法、冷凍手術用などとして使用します。
日本薬局方 二酸化炭素
(炭酸ガス)
酸素と混合し呼吸療法として使用します。
・内視鏡手術、冷凍手術
日本薬局方 亜酸化窒素
(笑気ガス)
揮発性麻酔薬と併用で麻酔の導入を速やかにできるので、併用麻酔薬の使用量と副作用の軽減を可能にします。また、無痛効果が強いので、伝達麻酔の併用や歯科治療などに鎮痛のためにも使用されます。
・全身麻酔、鎮痛
・内視鏡手術、冷凍手術
殺菌(滅菌)ガス 酸化エチレンと炭酸ガスの混合ガスで、ほぼ全ての微生物・昆虫・昆虫卵を殺し、またウイルスを不活性化する強い滅菌力もあります。

医療ガスの供給形態

ボンベは、一般容器で5年ごと、複合容器で3年ごとに検査を受け合格しなれば、高圧ガスを充てんすることができないぐらい、安全性には厳しい基準が設けてあります。
ボンベの塗色は、充てんガスの種類に応じて定められており、容器の上部には製造・管理者及び容器の内容等を示す表記が刻印されています。
※日本メガケアの容器所有者登記記号番号は、「E011(一部E200、E608)」です。

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